簡単で華やか！ギャザリングで作るハンギングバスケット

ギャザリングとは、青木英郎氏が考案し広めた手法です。
（花うるる店長も青木英郎氏に師事しました）
根鉢を崩し、植物と植物を合わせて小さな花束のようにして植えていきます。
小さな花束をたくさん植え込むことで、植えた時から華やかな作品ができあがります。

苗をただ植える寄せ植えなら、ガーデニング初心者の方にもできます。
ギャザリングだと、苗が花嫁が持つブーケのように変身し、まるでフラワーアーティストになったような楽しさと、出来上がった瞬間の作品のケタ違いの美しさを自分自身で生み出すことができる楽しさがあります。

また、完成した作品はアートそのもので、アート作品をコレクションするような楽しさもあります。美しさを維持するためにお手入れすることも最大の楽しみかもしれませんね(^^)

寄せ植えは、ハンギングバスケットや鉢に苗のまま植え込むので育って華やかなるまでに時間がかかります。なので、植えてすぐは寂しい感じですね(:_;)
ギャザリングは、たくさん小さな花束を植えているので、完成したときから華やかで美しいです♪♪

多数の植物をギャザリングするので、お花の種類もたくさん植え込むこともできます。 届いたときから美しいので、ギフトにもギャザリング作品は最適ですね。

花数が多い強い花の苗がオススメです。 『強い苗？』と思いますよね。ギャザリングは、根を崩して小さなブーケを作るので、根分けに強く、蒸れに強い健康なものが良いとされています。

アイビーやワイヤープランツなどの観葉植物は、１ポットに何本も植えてあるので、株分けにとても向いています。お花と一緒に組み合わせるグリーンにオススメです。 同じ植物でも生産者さんによって作り方が違ってくるので、何度も植えることでその生産者さんの苗の特徴が分かってき、強い苗を理解できてくると思います。

少し乱暴な言い方ですが、園芸界ではよく『枯らして覚える』と言われています。枯らすことで、その植物の特性が分かってくるからです。 寄せ植えにはあまり使わないお花（バラ、紫陽花、蘭など）でもギャザリングすることで、一緒に植え込むこともあります(^^)

・ハンギングバスケット容器
・土（ベラボン）…花うるるでは、保水性・排水性に優れたヤシの実チップと保水性給水ポリマーを配合した保水性・排水性に優れたものを使用しています。
・スコップ…スコップがあると作業台の汚れが少なくてすみます。
・ミズゴケ…ギャザリングするうえで、欠かせないのがミズゴケです。植物と植物で作った小さな花束をミズゴケで優しく巻きつけます。上部に敷くミズゴケは、水やりのサインにもなります。
・回転台…自由に回せるので作業効率もよくなります。
・ハサミ…植物をカットするものなので、必ず清潔にして使用してください。
・バケツ…根を崩すときに土に触り、その汚れた手で、次の植物に触らないために水を溜めて、こまめに手についた汚れを落とします。

※ほかにも手袋があると汚れたり怪我がしにくくなりますよ。

花が咲き終わったものは、こまめに花ガラを摘んであげると美しさを保つことができます。

また、お花は生き物なので長く育てているともちろん伸びてくるので、切り戻しなどをして形を整えてください。 水やりの際に、液体肥料を加えて水やりをすることで、元気に生き生きを花を咲かせてくれますよ♪

水やりは、表面のミズゴケがしっかり乾いてからたっぷり水やりをしてください。こまめに水やりをすると根腐れの原因にもなりますので、注意してください。