敬老の日と長寿のお祝いに、フラワーギフトの選ぶポイントや通販のメリットを紹介

2023/09/11 敬老の日

敬老の日と長寿のお祝いに、フラワーギフトの選ぶポイントや通販のメリットを紹介

敬老の日や、長寿のお祝いと合わせてフラワーギフトを贈るのはいかがでしょうか?
また、種類がたくさんあって迷ってしまう!という方に、選び方のポイントを紹介します。

もうすぐ敬老の日!還暦などの長寿祝いもあわせて祝おう

もうすぐ敬老の日ですね。
敬老の日とあわせて、おじいちゃん、おばあちゃんの長寿祝いも一緒にお祝いするのもいいですね! 長寿祝いは何種類あるか知っていますか?
よく知られている61歳の「還暦」から100歳までの間には、なんと8種類ものお祝いがあるんです。

61歳(満60歳)のお祝い:還暦(かんれき)

長寿祝いの中でも1番知られているのが、還暦ではないでしょうか。
十二支と十干を組み合わせるとちょうど60年で一巡することから、「暦が還る」という意味合いで還暦のお祝いが生まれました。 この由来から、「年が巡ってもう一度赤子に生まれ変わる」として、赤いちゃんちゃんこを着てお祝いする風習ができました。

還暦のお祝いの色は、赤・朱です。

70歳のお祝い:古稀・古希(こき)

人生50年といわれた時代に、中国の詩人である杜甫が「人生七十年古来稀なり(70歳まで生きる人は古代から希(まれ)である)」と詩を詠んだことに由来しています。
長寿の尊敬の気持ちを込めて、古稀を迎えた方をお祝いするんですね。

古稀のお祝いカラーは、高貴な雰囲気の紫です。

77歳のお祝い:喜寿(きじゅ)

喜寿は、「喜」の字を草書体で書くと「七十七」と読めることから生まれたお祝いです。

喜寿のお祝いにも紫色の物を贈りますが、地方によっては紺色が風習のところもあります。

80歳のお祝い:傘寿(さんじゅ)

「傘」の字を中国の略字にすると「八十」と読めることから、80歳のお祝いを傘寿と呼ぶようになりました。

傘寿には金茶や黄色の贈り物をします。

88歳のお祝い:米寿(べいじゅ)

米寿のお祝いは、由来が2つあると言われています。
1つは、末広がりで縁起が良いと言われる「八」が2つ重なるため、とてもおめでたい歳だからです。
もう1つは、日本の文化には欠かせない「米」の字を分解すると「八十八」になることです。

この理由から、米寿のお祝いカラーは米色にちなんだ黄金や金色、金茶色です。

90歳のお祝い:卒寿(そつじゅ)

「卒」の略字である「卆」が「九十」と読めることから、この名前がついたと言われています。
しかし、88歳の米寿を盛大にお祝いすることが多いため、その2年後90歳の卒寿はあまり盛大に執り行うことは少ないようです。

卒寿の長寿祝いの色は、白色です。

99歳のお祝い:白寿(はくじゅ)

「百」の文字から漢字の「一」を引くと「白」になるため、「白寿」という名前がつきました。
また、計算上も「九十九」になります。

この名前にちなんで、お祝いカラーは白色です。

100歳のお祝い:紀寿(きじゅ)または百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)

100年=1世紀ということから「紀寿」と呼ばれたり、文字通り百歳のお祝いなので「百寿」と呼ばれたりします。

このことから、記念に贈られる色は白や桃色が選ばれます。

100歳以降の長寿祝いもあります

100歳以降も、長寿祝いがあるんです。
例えば108歳の茶寿や111歳の皇寿、120歳の大還暦など。
また、なんと250歳で天寿というものもあるんですよ!

たくさんある長寿祝い。敬老の日と合わせてお祝いしたり、長寿祝いに合わせてお花の色を選ぶのも良いですね。

敬老の日に贈るフラワーギフトの選び方!3つのポイント

敬老の日に贈るフラワーギフトの選び方!3つのポイント

敬老の日にはお花を贈りたい!と思っても、どんなお花を贈ったらいいか、迷われると思います。
そこで今回は、失敗しない、喜ばれるプレゼントを選ぶポイントを3つ紹介します。

まず1つめは、「色」で選ぶこと。
先述したとおり、長寿祝いによってぴったりなカラーがあったり、お年寄りの方が好む色があるんです。

2つめは、お花のスタイル(種類)のポイントです。
贈る相手によってどんなものが合うかは違ってきますし、お手入れ方法もそれぞれ異なります。
「あげるだけ」でなく、その後どんな風に楽しんでもらえるかも一緒に考えましょう!

最後に、購入方法です。
大きく分けて、実店舗で直接買う方法と、インターネットなどオンラインショップで注文する方法があります。
それぞれのメリット、デメリットをお伝えします。

お年寄りの方が好む紫や緑、長寿祝いに沿ってお花の色を選ぼう

お年寄りが好む寒色系をプレゼントしよう

おじいちゃん、おばあちゃんの好きな色がわからない・・・。
どんな色のお花を贈ろう?と迷っている方には、まずは寒色系のフラワーギフトがおすすめです。
高齢者になると、「色の見え方」が変わってくると言われていて、そのため好まれる色も科学的にわかってきています。
加齢が原因で、目の中の水晶体が黄色がかって霞んでくることで、黄色や彩度の低い色が見えにくくなるようです。
したがって、彩度の高い青や紫などを好む方が多くなるんですね。

歳を重ねても見え方が変わらない緑も人気

緑色は、加齢による見え方に左右されない色です。
どんなお花が好きかわからなかったり、最近お花をプレゼントしてしまったという方は、観葉植物もおすすめです!

観葉植物は「自然の空気清浄機」と言われていて、お部屋の空気をきれいにしてくれます。
おじいちゃん、おばあちゃんによってはなかなか外出できない方もいらっしゃるかもしれません。
身近に自然を感じられるギフトもきっと喜ばれます。

長寿のお祝いに合わせて選ぶのもおすすめ

100歳になるまでに、なんと8回もある長寿祝い。
61歳の還暦は赤、70歳の古稀には紫など、それぞれの由来にちなんでお祝いのカラーが決まっています。
おじいちゃん、おばあちゃんの年齢に合わせてお花の色も選んであげるとより喜んでもらえますね。

スタイル(種類)とお手入れ方法から選ぶのも大切

一言で「フラワーギフト」と言っても、スタイルや種類がたくさんあります。
そして、どんな形のものかによってお手入れ方法も変わってくるので、重要なチェックポイントです。

フラワーギフトの王道!花束・ブーケのギフト

お花の贈り物と言ったら、切り花を束ねた、花束やブーケを思い浮かべる方が多いと思います。
例えば入学式や卒業式、退職のお祝いや結婚式など、お祝いごとのイベントで使われているイメージがありますよね。

ふわっと広がるお花たちに、特に女性は憧れる方も多いのではないでしょうか。
受け取ったときの気持ちの高まりやワクワク感を演出するには、花束・ブーケがぴったりです。

気軽にそのまま飾って楽しめる、フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントとは、かごなどに吸水性のスポンジが入っていて、それに花を挿してアレンジしたものです。
花束はいただいたあとに花瓶に移し替えたり、その時には茎の長さを切って調節したりする必要がありますが、アレンジメントはそのような手間もなく、デザインされたお花をそのまま飾って楽しむことができます。

お花のお手入れも好きな人におすすめな寄せ植えや鉢植えギフト

日常的にお花を育てていて、お手入れも好きな人には、寄せ植えや鉢植えがおすすめです。
このタイプは切り花と違って根が残っているので、長い間楽しむことができます。
そして「育てる」という楽しみ付き。花の種類によっては、丁寧に世話することで、翌年も花をつけることが可能です。

難しいお手入れは不要なブリザードフラワー、ハーバリウム

ブリザードフラワーやハーバリウムは、今までお花の手入れはしたことがないという方や、手間がかからないで楽しめるギフトを贈りたい方にぴったり。

ブリザードフラワーは、特殊な加工を施すことで数年以上美しい色合いを楽しめるものです。生花と違い、枯れることがなく、水やりも必要ありません。

ハーバリウムは、ブリザードフラワーやドライフラワーを専用オイルに浸したもので、インテリアとして人気が高まっています。
最近はハンドメイドのハーバリウムも注目されていますね。

遠方でも、きれいな状態で届けてくれる通販がおすすめ

実際のお花の様子を確認するなら、店舗で直接購入するのがベスト!

おじいちゃん、おばあちゃんと近くに住んでいて、直接お渡しする場合には実店舗での購入が良いと思います。
実際にどんなフラワーギフトになったか確認できますし、お手入れ方法など、不安なことがあったら店員さんにすぐ聞くことができます。

きれいな状態でお花を届けるなら通販・オンラインショップ

おじいちゃん、おばあちゃんと遠方に住んでいたり、なかなか会いに行けないときには、通販やオンラインショップで購入する方が多いです。

インターネットでは実物を見ることができないというデメリットはありますが、既に購入された方の口コミやを確認できたり、お花の1番いい状態で、自宅まで配送してくれるメリットがあります。

日頃の感謝を伝える、華やかなお花を贈ろう

「いつもありがとう、これからもずっと元気でいてね」と、感謝の気持ちを伝える敬老の日。
華やかなフラワーギフトを贈って、生活の中にうるおいをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

権代 栄三郎

花商品を作る集団の中で勉強中です。経験して率直に感じたことを伝えられたらと考えています。