感謝の気持ちを花言葉に込めよう。敬老の日におすすめなフラワーギフト

2023/09/11 敬老の日

感謝の気持ちを花言葉に込めよう。敬老の日におすすめなフラワーギフト

花や草木に特別な意味を持たせる花言葉。
今回は、花言葉の起源や敬老の日に贈るプレゼントにおすすめの商品を紹介します。
「いつもありがとう」「これからも元気でいてね」という気持ちをフラワーギフトと一緒に伝えてみませんか?

恋人へ想いを託したことが始まりの「花言葉」

花言葉は、一つの花に複数の言葉がついていたり、同じ花でも色によって違う意味の言葉がついていたりします。
また、実は野菜にも花言葉があるんですよ。

お花に詳しくない方でも、“花言葉”を知らない方はいないのではないでしょうか?
そのくらい私たちに馴染みのあるものですが、それぞれのお花がもつ花言葉や、花言葉が生まれた起源などはあまり知られてないですよね。

また、日本と海外では、花言葉に違いがあります。
では、花言葉の起源や、国によって花言葉に違いがある理由を見ていきましょう!

花言葉はどこで生まれたの?

諸説ありますが、花言葉は、トルコの「セラム」という風習が起源であると言われています。
セラムとは、「花の手紙」のこと。愛する人、恋人へ花に想いを託して贈る風習です。
そして受け取った相手も、同じように花に想いを込めて返事をします。
この風習がヨーロッパ中に広がり、各国でオリジナルな花言葉が生まれていきました。

その後19世紀初め頃、シャルロット・ド・ラツールの「花の言葉(Le Langage des fleurs)」という本が出版されたことをきっかけに、フランスで花言葉のブームが起きました。
元々、フランスでは好意を寄せる人への気持ちや、一方で批判や愚痴などを花や動物に例えて詩にする文化が流行していました。
そのフランスで「花の言葉(Le Langage des fleurs)」が出版されたことで、花言葉への人気にさらに火がつきました。
その勢いはフランスだけでは止まらず、世界中でブームとなり、日本にも伝えられました。

国によって花言葉が違うのはなぜ?

このようにして花言葉は世界中に広がっていきましたが、それぞれの国で花言葉は異なりました。
その理由は、花言葉は、それぞれの国や歴史、風習、神話や宗教的なことも関わってから生まれてきたからです。同じ花でも、国によって花言葉が全く違う場合があるんです。

日本に花言葉が伝わったのは、明治時代と言われています。
当時は日本でも外国の花言葉をそのまま使っていましたが、花言葉が馴染むにつれて、日本独自の風習や歴史にあったたくさんの花言葉が作られていきました。
こうして、日本にも花言葉の文化が定着していったんですね。

「感謝」「長寿」「健康」など、敬老の日にぴったりの花言葉を紹介

「感謝」「長寿」「健康」など、敬老の日にぴったりの花言葉を紹介

では、敬老の日にお祝いの気持ちが伝わるお花と、その花言葉を紹介します。

「感謝」「ありがとう」の花言葉

まずは、「いつもありがとう」と感謝の意味が込められたお花です。

●カスミソウ
白くて可憐なお花がかわいらしいカスミソウ。
花束にメインのお花と一緒にあしらうのに欠かせないお花です。
カスミソウの花言葉は「感謝」「ありがとう」の他に「幸福」「愛らしい」などもあり、カスミソウそのもののイメージにぴったりの花言葉ですね。
最近はカスミソウだけの花束や、リースも人気です。

●ガーベラ(ピンク)
ピンクのガーベラは、「感謝」「思いやり」という花言葉がついています。
ガーベラは花束でも、1〜2本など少ない本数でもかわいさが引き立つお花です。
スイーツやお酒など、「メインのプレゼントはもう決まっている!」という方は、そのプレゼントに数本添えて贈るのも良いですね。

「長寿」の花言葉

次は「長寿」を意味する、リンドウの紹介です。

●リンドウ
秋のお花のリンドウは、根が漢方薬になるため「病気に勝利する」という意味を持っています。
また、紫色はお年寄りが好む色で、とても高貴な雰囲気があります。
長生きで豊富な経験をしてきたおじいちゃん、おばあちゃんに尊敬の気持ちを込めて贈りたいお花です。

「健康」の花言葉

最後に、「いつまでも元気で長生きしてね」と健康を願う花言葉を意味するお花をご紹介します。

●マリーゴールド(黄色)
マリーゴールドは可憐なお花の種類もあれば、ボール型に咲くものもあります。
見ているだけで前向きな気持ちになれる黄色のお花にぴったりな花言葉がついていますね。
また、マリーゴールドは初心者にも育てやすいのがポイント!
虫がつきにくく、日当たりの良い場所であれば元気に育ちます。

お手入れ簡単な商品やスイーツセットで、もっと喜ばれる贈り物を

花言葉の起源や、敬老の日を祝うのにピッタリな花言葉を紹介してきました。
お子さん、お孫さんからの贈り物をもらうだけできっと喜んでもらえると思いますが、より喜ばれるポイントを紹介していきます。

お手入れ簡単なフラワーギフト

普段はあまりお花に馴染みがない方には、初心者でも育てやすいお花がおすすめ!
また、花瓶がなくても飾れるアレンジメント、お手入れ不要なブリザードフラワーやハーバリウムも手軽に楽しむことができます。
ただお花を届けるのではなく、もらった後のことも考えて選ぶと良いですね。

グルメ好きな方にはスイーツセット・組み合わせ購入専用スイーツ

美味しいものが大好きなおじいちゃん、おばあちゃんには、お菓子付きの商品もおすすめ。
お花を眺めながら美味しいスイーツをいただく時間は、きっとかけがえのないものになるはずです。

メッセージを添えて、気持ちを伝えよう

遠方に住んでいて、おじいちゃん、おばあちゃんになかなか会えない方もいらっしゃいますよね。
プレゼントだけでも素敵な贈り物ですが、せっかくの敬老の日だから、メッセージカードを添えて見ましょう!
日頃の感謝を言葉にすることで、もっと喜んでもらえること間違いなしです。

「いつまでも健康に、元気でいてね」花言葉のまとめ

花いかがでしたか?花言葉は、実は歴史のある風習です。
自分の想いを花に乗せて贈るなんて、とてもロマンチックですね。

お花を贈るイベントというと、誕生日や母の日、結婚、開店、新築、退職のお祝いなどを思い浮かべる方も多いと思います。
ぜひ、今年の敬老の日にはおじいちゃん、おばあちゃんにお花を贈ってみてくださいね。

この記事を書いた人

sawa 

唯一の平成生まれで3児の母。バタつく毎日を過ごしていますが、花に囲まれながら働ける花うるるは私の癒し。
ハーバリウムは2000本以上作成。花うるるのブログ・インスタ係。撮影・編集・アップまでを一人で担当しています♪