印象がガラっと変わる!ハーバリウムボトル7種選び方

2019/11/29 ハーバリウム

印象がガラっと変わる!ハーバリウムボトル7種選び方

SNSで大流行のハーバリウムですが、瓶の種類で表情もガラっと変わると知っていましたか?
今回はハーバリウムに関連する瓶の種類を紹介します。
これであなたもおしゃれなハーバリウムに詳しくなれちゃうかも?

ハーバリウムとは「植物標本」を意味します

ハーバリウムとは「植物標本」を意味します


ハーバリウムの作り方を簡単に説明すると、瓶にドライフラワーやプリザーブドフラワーをピンセットなどを使い詰めて、専用オイル入れて作製すると、初心者でも可愛くて綺麗な室内インテリアとして飾れるハーバリウムが簡単に出来上がります。ハーバリウムを雑貨ショップで見かけて、これなんだろう?思った方もいるかもしれません。でも、いざ作ろうと思ってもどんな花材や瓶を選んだらいいか…分からないといい方に今回は瓶の種類の紹介を簡単にさせていただきます。

ハーバリウムの瓶には色々な種類があります。見た目やサイズも様々で、「どんなハーバリウムを作りたいか × どんな瓶を選ぶか × どこに飾りたいか」で出来上がりの印象も変わってくると思います。イメージにより近い好みの瓶を選びましょう。web上で検索したらハーバリウムの大量の画像が検索できます。自分の好みを検索して見つけるのもいいと思います。大きい材料を使いたい場合と小さい材料を使う場合でも瓶の選択肢が変わります。入手方法もネット通販や100円均一などで安易に買い求められます。選択肢が多いと決められないかもしれませんが、検討材料にしてみてください。瓶の大きさも200mlや150mlなど様々なサイズがあります。

ハーバリウムの瓶を選ぶ楽しみ方

円柱型

円柱型

 花うるるでも最初にオリジナルで作製した瓶の形状がこの『円柱型』です。オイルを入れると花材が膨張して見えて、光の屈折率も高く、差し込む光を取り込んで乱反射します。綺麗に花材が見えるのが特徴です。多くのショップでも定番で販売されている瓶形状でもあります。

 サイズも数種類ありお好みによって選択できます。高さ(長さ)も数種類あって完成イメージの幅が広がります。円柱の曲面が優しく花材を包んでいるような印象を個人的に感じます。瓶の底から素材を積み重ねていくだけなので初心者にも作りやすいと思います。

円錐型(テーパー型)

円錐型(テーパー型)

 形状としては、底の部分が広がっている『円錐型』の瓶になります。円柱型や角柱型も人気ですが、この円錐形も人気があります。花材の固定に若干の工夫が必要になりますが、仕上がりはおしゃれな雰囲気になりそうです。

 どの瓶もそうかもしれませんが、ギフトにしたら喜んでもらえそうです。こちらも円柱型と同様に高さ(長さ)が数種類あってサイズで印象が違うように思います。底の部分が広がっているので円柱型よりもほんの少し安定して置けます。

丸型(フラスコ型)

丸型(フラスコ型)

 『丸型』の瓶は中が大きく広いので、大きめの花材が生かせる形状です。瓶自体の見た目が球体でかわいいです。球体のガラスで光の屈折で中の花材が膨張して見えて、華やかになります。斜めにも垂直にも置けるのでお好みで鑑賞スタイルを変更できます。大きさも数種類あり、とても可愛らしい出来上がりになる瓶と思います。標本と思ったら一番お似合いな瓶形状のような気がします。

四角柱型

四角柱型


 四角柱型は、花材が入れやすくオイル注入後の花材の動きがより少ない形状なので配置がしやすく、オイル注入後の完成イメージが想像しやすいです。初心者にはおすすめの瓶形状です。ガラスの丸みが無く中の花材が膨張して見えないので、配置そのままが見た目となり作品が作りやすいと思います。横に寝かせて鑑賞するのもいいかもしれません。複数作製して並べてもおしゃれですね。

六角柱形

六角柱形

『六角柱型』は、四角柱よりも角が多いので角度によって複雑に見え方が違います。ハーバリウム作成時の花材も配置がしやすくて、扱いやすい形状の瓶と言えるでしょう。花材を沢山入れなくても十分綺麗な作品ができそうです。

電球型

電球型

 おしゃれと面白さを兼ね備えた『電球型』、花うるるでも扱いがあります。ガラスではなくプラスチック素材で、うっかり落下させてしまっても容器が割れて飛散なんてことが無いので扱いやすいです。通常に置いて飾ってもいいですし、吊るして飾ることもできます。この電球型もサイズが数種類発売されております。底にライトがついている商品もありスイッチONでライトアップができたりします。

その他瓶

涙型(ドロップ型

ウイスキー型

 何種類かの瓶を取り扱ってみて、『涙型(ドロップ型)』も見た目優しく雰囲気がいいと思います。花うるるでは第一印象で黄色をメインとした花材で作製したハーバリウムの雰囲気がスタッフからの評価が良かったです。

 『ウイスキー型』もありまして、そのままですがウイスキーボトルの形の瓶です。イメージの一つとして、強いお酒を連想させてくれるので、個人的には男性へのプレゼントとして喜んでもらえたらいいなと思います。

注意

丈夫で熱湯消毒またはアルコール消毒ができるガラス瓶

必ずしも販売されている専用商品の瓶を使わないといけない訳ではありません。瓶選びのポイントとして、丈夫で熱湯消毒またはアルコール消毒ができるガラス瓶またはPET容器、消毒ができないとカビが発生する原因となります。蓋(キャップ)付きで、しっかり閉められるものでしたら使用できます。

日常生活で空になった、おしゃれなかわいい瓶もあれば使えます。大きい瓶は材料が大量に必要で不向きかもしれません。小さな瓶は材料が少量で沢山作れそうですね。意外な形状の容器を発見して作成してみるチャレンジも面白そうです。まさかこんなものがハーバリウムの容器に使えるかもなんて物があれば条件を満たしていれば作れますよね。驚きの一品作って楽しむのもいいかもしれません。

まとめ

お気に入りの瓶を見つけて世界に1本だけのオリジナルハーバリウム

 瓶の形や大きさが多くあって、出来上がりの印象も違います。中身の花材などに気を取られがちですが、ハーバリウムを作るには瓶も重要なアイテムです。お気に入りの瓶を見つけて世界に1本だけのオリジナルハーバリウムがきっと作れるはずです。異なる形の瓶を織り交ぜて、お気に入りの場所に飾れたら誰かに見せたくなって、思わずSNSにアップしてしまいそうですね。

 また、出来上がったハーバリウムは、感謝の気持ちやお祝いのプレゼントにも最適です。生きたお花と違って長い期間お花を楽しむことができますし、色合いを変えれば様々なシーンに合わせることができます。飾るスペースもコンパクトです。幅広い年齢層から受け入れてもらえるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

権代 栄三郎

花商品を作る集団の中で勉強中です。経験して率直に感じたことを伝えられたらと考えています。