春夏秋冬、季節ごとに着せ替え!ハンギングバスケット例

「ハンギングバスケット」を知っていますか?
お花や植物、ガーデニングや園芸好きの方なら既にご存じかもしれませんが、
上側の壁などに引っ掛けたり、吊るしたりして「空間に飾る」花の寄せ植えのことです。

ハンギングバスケットは場所をとらずに持ち運びも自由にできるので、広い庭がなくても、マンションでも楽しむことが出来ますよ!
あなただけのフラワーガーデンを作ってみませんか?

季節の変化によって使用するお花や植物も変わってきますので、今回は季節ごとの変化を一覧で紹介します。
お花が違うだけで見せる表情が全く異なるため、毎回新鮮な気持ちで楽しめますよ♪

春に人気のペチュニアのハンギングバスケット

春に人気のペチュニアのハンギングバスケット

春から夏にかけては「ペチュニア」のハンギングバスケットがとても人気です!
ペチュニアという植物は南アメリカ原産の一年草もしくは多年草です。品種は小輪制のものや大輪性のものまであり、八重咲、一重咲きがあります。

花色はピンク、赤、白、紫など豊富です。ペチュニアは花びらがとても繊細なので、長雨には注意が必要です。
半日くらいの雨は大丈夫ですが梅雨時期など雨が降り続く場合は、軒下などに移動させてあげてください。
湿気が多いと灰色カビ病にかかりやすいため日当たりと風通しの良い場所で育てましょう!

この時期は母の日のギフトにも最適です!
ペチュニアには「あなたといると心が安らぐ」という花言葉があり、母の日に感謝の気持ちを伝えるのにピッタリですね(^_^)
そして開花期間は長く約半年!!!
花色も様々なので自分用に、ギフトにぜひペチュニアのハンギングバスケットを作ってみてください。



ペチュニアのハンギングバスケット

ペチュニアの苗のみで作るハンギングバスケットは植え込むのもお手入れも簡単でおススメですが、
ベゴニアやマリーゴールド、マーガレット、キンギョソウ、ダイアンサス、ナデシコ、ガーベラなどのお花と一緒に植えると華やかですね!

お花に合わせて、アイビー、ワイヤープランツ、タイム、ツルニチソウ、ラミウム、ヘリクリサム、トリノ、ヤブコウジなどの観葉植物を一緒に植え込むのもおススメです。
グリーンを入れるとまた違った雰囲気が楽しめると思うので挑戦してみてください。

ペチュニアのハンギングバスケットをきれいに育てるポイントは切り戻しです!
茎がどんどんのびてくると根元のほうには花をつけないので見栄えが悪くなります。生育期間中に一度思い切って切り戻すと根元のほうから枝数が増えて再び立派に咲き始めます。

夏は絶対ニチニチソウのハンギングがおすすめ♪

夏は絶対ニチニチソウのハンギングがおすすめ♪

初夏から秋にかけては夏の花である「ニチニチソウ」のハンギングバスケットをおススメします。
ニチニチソウはインド用のマダガスカル島やモーリシャス島が原産で、乾燥と暑さに強く、
一つの花は2日と短命ですがニチニチソウ(日日草)という名前の通り、毎日次々に花が咲き楽しませてくれます。
花色はピンクや白が多く涼しさを感じさせてくれますね。

猛暑にも負けず、あまり手がかからないので初心者の方にもぴったりです。
一日中日光が当たる場で育てるのがいいくらい、とにかく日光が大好きなので十分に日光が当たる場所で育てましょう。

日日草

ニチニチソウと一緒に植えるとよいのは、ペチュニア、ジニア、インパチェンス、サルビア、カリブラコア、アンゲロニア、千日紅などがあります。

(ただしインパチェンスは直射日光よりも日陰で育てる種類のお花なので、育てる場所には注意!)
合わせる観葉植物はアイビー、スノーサンゴ、ウエストリンギア、ヒポエステス、タイム、ワイヤープランツなどです。
台風も多い時期なので、台風をしのぐ方法も一緒に検討しておきましょう!

秋色満載!ナデシコのハンギングバスケットがおすすめ

秋色満載!ナデシコのハンギングバスケットがおすすめ

秋から冬にかけては「ナデシコ」のハンギングバスケットがおススメです。

ナデシコは東アジア、ヨーロッパ原産の一年草です。高温多湿にやや弱いところがありますが基本的には丈夫なので初心者の方にもおススメです。
ベゴニア、マリーゴールド、コスモス、ジニア、マム、ペンタス、サルビア、ケイトウなどと一緒に植え込むと、おしゃれできれいな秋色カラーが楽しめそうですね!

一緒に植える観葉植物はアイビー、リシマキア、ワイヤープランツ、タイム、黄金カズラ、斑入りジャスミンなどがあります。

少し涼しくなりガーデニングを楽しみたくなりますよね!
基本的に秋の植物は開花期間が短いですが、夏にぐったりしていた花たちが色が冴える感じで復活し、いっきに秋の気分にさせてくれます。ぜひこの時しかない秋色を楽しんでみてください。

冬から春にかけてはパンジー、ビオラのハンギングバスケット

パンジー、ビオラのハンギングバスケット

冬から春にかけては「パンジー、ビオラ」のハンギングバスケットがおススメです。

初心者に一番オススメなパンジー、ビオラのハンギングバスケット。
パンジー、ビオラはヨーロッパ、西アジアが原産の一年草または宿根草です。
花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、青、紫ととても豊富で、冬を彩る育てるのも植えるのも簡単で「楽しい」「育てやすい」「長く楽しめる」「冬の寒さに強い」と初心者の方に一年を通しても一番おススメの花です。

実際に当店でもパンジー、ビオラのハンギングバスケットが一年間の中で一番人気です。
花壇でもよく育てられているように管理しやすく、整った姿を長く保ってくれて、病害虫にも強いところが魅力ですね。
どんどん咲いてくれる分栄養も必要となりますので、10日に一度くらいの感覚で液体タイプの肥料をあげるとより元気に咲いてくれます。

初心者の方に特におススメのパンジー、ビオラのハンギングバスケット

パンジー、ビオラと一緒にプリムラ、葉牡丹、ローダンセマム、アリッサム、ストック、イベリスなども植え込むとより一層華やかになりそうですね。

観葉植物はアイビー、ウエストリンギア、初雪カズラ、シロタエギクなどがおススメです。植えるのも育てるのも初心者の方に特におススメのパンジー、ビオラのハンギングバスケット
ぜひ挑戦してみてください!!!

まとめ

おススメのハンギングバスケットを季節ごとに紹介していきましたが、挑戦してみたいハンギングバスケットは見つかりましたでしょうか?
いろいろな植物の入ったハンギングバスケットに挑戦してみたくなりますが、初心者の方はまず一種類の花で、サイズを変えたり、いろんな色にしてみるのが植え込みやすく、デザインも華やかで育てやすいかもしれませんね!
玄関やベランダの壁掛けなど場所を問わず楽しめるインテリアです。

一年中ハンギングバスケットを楽しんでおられるお客様の多くは
「4月~6月頃」と
「11月~12月頃」に
買い替えられることが多いですね。

しかし旬の植物で作成したハンギングは本当に美しく、心に潤いを与えてくれますので、もしご予算に余裕があれば、
年4回新しいハンギングをお迎えいただくのがおススメです。

自分の気に入った可愛いハンギングバスケットなら日々の水やりなどのお世話やたくさんの写真撮影も、思った以上にもっと楽しくなりますよ!
花うるるでは鉢植え・多肉植物・リース・ポット苗商品、セット商品、土や素材の販売、他の寄せ植え・ハンギング関連記事やお役立ち情報、使って嬉しい肥料や特集記事、作品ギャラリーなどもご用意しておりますので、是非ご覧ください。

この記事を書いた人

花うるるスタッフ・ mocchi

三姉妹の母、末っ子の幼稚園入園をきっかけに花うるるに入社。
ハーバリウムの作成、新作の開発を担当している。(パステルカラーが好きすぎてパステルカラーに偏りがち。笑)
作成したハーバリウムは2500本以上。ハーバリウム教室の講師も担当している。
花うるるのハンギングや寄せ植えが大好きで、入社してからずっと自宅にもハンギングを飾り癒されている。