初心者向け寄せ植え~パンジー・ビオラで作る~多忙な主婦でも大丈夫!

2021/02/20 寄せ植え

パンジー・ビオラは寄せ植えによく使われるほど簡単で育てやすい植物になります。
今回はパンジー・ビオラの特徴や使い方をご紹介します。これで寄せ植えのバリエーションを増やしていきましょう♪
※寄せ植えとは…一つのプランターなどに複数の植物を植えることが寄せ植え。

初心者でも寄せ植えの出来上がりをイメージする楽しさ

初心者でも寄せ植えの出来上がりをイメージする楽しさ

何種類かのパンジー・ビオラや育つ環境が同じような植物を、一つの鉢や一つの場所に植える寄せ植え、少しコツをつかめば初心者でも十分楽しめます。
パンジー・ビオラやその他必要な土やお好みのプランターなどを用意するところから初めることも楽しみの一つではないでしょうか。
出来上がりのイメージを想像することも楽しみです。お花自体も華やかで日々の癒しやお子様がかえって来られたときに喜ばれます。

忙しい毎日の中で少し時間をつくって、意外と手軽にできる趣味としての寄せ植えで生活の中にうるおいを取り入れられてはいかがですか。

ガサツな扱いでもパンジー・ビオラは丈夫で寄せ植えに使いやすい

ガサツな扱いでもパンジー・ビオラは丈夫で寄せ植えに使いやすい



パンジー・ビオラは丈夫で初心者にも育てやすく、グングン育ちます。お日様が大好きで、水やりをちょっと忘れても水切れにも強いので大丈夫です。
冬の寒さにも強く雪が積もっても大丈夫、花色も多彩なのでお好みの色イメージにより近いものが探せます。(絵具は多いほうが絵は描きやすくないですか)

植えるときに根を崩してもへっちゃらなので密集して植えることができ、ギャザリング(※)にも向いてます。
好みに応じて育てるor寄せ植えを作った瞬間からキレイを選択することもできます。病気にも強く、ほかの植物とも合わせやすいところも初心者の寄せ植えに向いていると思います。
※ギャザリングとは…植物を花束のように集めて少し絡ませて植え込む寄せ植えの植え方です。

品種がいっぱい多彩なパンジー・ビオラ!

品種がいっぱい多彩なパンジー・ビオラ!

品種がいっぱい多彩なパンジー・ビオラ!

パンジー・ビオラには多くの品種があり、次々に新品種が増えている人気の園芸植物です。
パンジー・ビオラ共にスミレ科スミレ属の植物で、寒さに負けず可憐に咲いた花を見ると、人の気持ちを和やかにしてくれるのではないでしょうか。

見た目がよく似ていて初心者からすると、パンジー・ビオラの見分けがつかないです。
基本的に花びらの大きいものがパンジーで小さいものがビオラと以前は大きさで区別をしていたみたいですが、今現在では品種改良が進み種袋やラベルに頼って入手するしかないみたいです。
「〇〇シリーズ」といった種類が多数あります。
ビオラの「ビビ」シリーズは、アンティーク調の花色がどんな植物にも合わせやすく、花うるるの“冬のピンク絵の具”の鉄板カラーです。

花径が9cm以上の巨大輪、7~8cmの大輪、6cmくらいの中輪、3cmくらいの小輪、1.5~2cmくらいの極小輪のマイクロビオラと呼ばれるものもあります。
花姿は、一般的に花びらが5枚のものですが、八重咲や花びらがフリルのようになったものなど、品種改良で特徴的で可愛く咲くものが増えています。
花色はバリエーションがとても豊富で、単色ものやグラデーション、2色以上の複色、花色が変化するもの、よく見ると顔に見えてくるユニークなものがあります。
花うるるでは「サカタのタネ」「トーホク」「タキイ種苗」など種の専門メーカーを提携農家さんに取り寄せてもらって大量生産をしてもらっております。
(“絵具”の大量生産を行っています。)

猛暑を避けて適度に水が必要なパンジー・ビオラの育て方

猛暑を避けて適度に水が必要なパンジー・ビオラの育て方

お日様が好きなパンジー・ビオラですが、基本的に丈夫なんですが夏の暑さには弱くて風通しのいいところに植える(置く)事がいいでしょう。

水やりのタイミングは、鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水をあげてください。水切れになるとグッタリしてくるので、焦らずまた水をあげれば復活してくれます。
地植えした場合は、水やりは必要なんですが鉢植えほど頻繁には必要ありません。
根づいてしまえば、乾燥した日が続いたときに注意してお水をあげる程度で様子を見てください。加湿を嫌うので水のあげすぎにも注意が必要です。

肥料については、パンジー・ビオラは長期間次々と花を咲かせてくれるので肥料をあげた方がいいでしょう。
緩効性肥料というものがありまして、長くゆっくりと生育を助けてくれるのでお勧めです。
元気に満開時は1週間に1度程度、適正に希釈した液体肥料をあげてください。過剰に肥料をあげるのも根に良くないので注意してください

コツさえつかめば初心者でもカンタンな寄せ植えの作り方

ガサツな扱いでもパンジー・ビオラは丈夫で寄せ植えに使いやすい



まず、準備するものですがあります。土(培養土)、肥料、ジョウロ、スコップなどが必要です。土については、水はけや通気性を考えましょう。
パンジー・ビオラを初めて育てる方は苗を園芸店やネットショッピングで仕入れて育てた方がいいみたいです。(品種に寄りますが、1株あたり約200円~500円前後で売られていると思います)

気に入った色のパンジー・ビオラの苗他、プランター(鉢)や必要な備品が揃ったら、早速、寄せ植えの作製をしましょう。
プランター(鉢)は色々なデザインや素材のものがあるので、好みのデザインや寄せ植えをどこに置くかなどで選んでください。壁やラティスなどに引っ掛けられるプランターもあるので出来上がりのイメージ幅が広がります。

  • 好みのプランターの鉢底にネットを敷いて鉢底の穴を塞ぎましょう。(不要なタイプもあります)
  • 水はけをよくするためにプランター(鉢)底用の石を底から1/5程度入れます。
    (大粒の赤玉でも代用可)(我が家では発泡スチロールを砕いてリサイクルしてました)浅めのプランター(鉢)を選ばれた場合は状況により調節してください。
  • 培養土(土)をパンジー・ビオラの苗の高さを確認して必要な量をプランターの石の上に入れます。
  • 土の上に苗を配置してみて好みの出来上がりイメージに近い配色を探ります。
    苗の高さや成長したら、どのように伸びるのかなどを考えて成長した寄せ植えもイメージしてください。
    カラフルな色を選び過ぎてまとまらないときは、白色を組み合わせるとまとまりやすくなるみたいです。こちらもチャレンジしてみてください。

ちょっと中級かもしれませんが一緒に可愛いらしい観葉植物のアイビー(ヘデラ)を組み合わせてみるいいかもしれません。
その他同じ環境で生育できる植物の組合せも検討してもいいかもしれません。

まとめ

まとめ

難しそうに思ってた寄せ植えですが、いかがですか?
パンジー・ビオラは可愛い花姿ですが、水切れや寒さや雪、根崩れや病気に強くい植物です。初心者でも扱いやすいことと、種類が豊富で華やかな寄せ植えを作りやすいお花になります。

自宅のガーデニングや玄関先などの人目につくところに明るい色合いの寄せ植えを自分で作って飾ったり、お気に入りの場所やお気に入りにしたい場所に好きな色の花を植えてみましょう。少しずつパンジー・ビオラの寄せ植えのコツを覚えて、身近な人へのお祝いにプレゼントとして寄せ植えが作れるようになったら素敵ですね。
自分好みのパンジー・ビオラの多彩な組合せで素敵な寄せ植えにして是非お楽しみください。

この記事を書いた人

権代 栄三郎

花商品を作る集団の中で勉強中です。経験して率直に感じたことを伝えられたらと考えています。